「ものづくり」は基礎力にすぎず 欧州自動車メーカーの「先」を狙え (1/3ページ)

2014.3.17 11:28

マツダの小型車「マツダ2(デミオ)」の後継機種として開発が進められている試作車「HAZUMI(ハズミ)」=4日、ジュネーブ

マツダの小型車「マツダ2(デミオ)」の後継機種として開発が進められている試作車「HAZUMI(ハズミ)」=4日、ジュネーブ【拡大】

【ビジネスアイコラム】

 16日に閉幕したジュネーブ・モーターショーでは、欧州ブランドの優位性を再び見せつけられた。その中でキラリと光るコンセプトカーがマツダの「跳(HAZUMI)」であった。

 近い将来に「デミオ」となるコンセプトカーだ。欧州メーカーに負けないデザイン性とスカイアクティブ技術に基づいた存在感は押され気味の日本勢の中で気を吐く。

 将来導入する車種を全体で効率化する一括企画、車体の基本構造を共通化するコモン・アーキテクチャー、スカイアクティブ技術など“ものづくり革新”を核に、同社は企業再生を手中にし始めている。日本のお家芸であるものづくりの力を見事に復活に生かした。

 ところが、このものづくりの力に頼るだけでは、日本の自動車産業の国際競争力を維持するのに危うさを感じざるを得ない。新興国も巻き込んだクルマの環境・安全規制強化と加速度的なエレクトロニクス化の流れを受け、設計概念(アーキテクチャー)の標準化とオープン化が加速しており、欧州勢がこの進化を強く主導している。

日本のものづくりの優位性を凌駕する可能性があろう

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