65歳以上の高齢者が任天堂のテレビゲームWiiで対戦する「高齢者親睦ゲーム大会」(フジサンケイビジネスアイ主催)が、北海道七飯町と北海道白老町をNTTフレッツ光で結んで行われた。
「ゲームで、お年寄りが、より元気で、より健康に!」をテーマに、5回目を迎えた今回のイベント。初参加の白老町は白老高齢者学習センターに3チームの12人、4度目の七飯町は七飯町文化センターに6チームの24人が参加。65歳以上の参加者が、それぞれ背中にゼッケンを貼り付け、町を代表してテレビゲームに挑戦した。
ゲームは任天堂Wiiからアイスクリームゲーム、ボールとシーソゲームでポイントを競った。慣れないコントローラーを操りながら、歓声を上げていた。
この様子をNTTのフレッツ光通信で結んだリアルタイムの映像に白老会場は「イケ、イケ、惜しい、やった」など大きな歓声が飛び交った。また、高齢者ゲームの発祥の七飯会場でも「うまいうまい、やったやった」と大きな声援が送られて盛り上がった。
七飯町の中宮安一町長は「離れた2つの町が、NTT光通信を通じて高齢者のゲームで一体となった交流、親睦ができた」と語り、白老町の戸田安彦町長も「元気な白老町は初めての挑戦ですが、けがなく楽しんでください」とメッセージを伝えた。
選手宣誓した七飯町の北見辰雄さんは「久しぶりの他の町と対戦するゲームで、脳の活性化や気分転換に役立ちます」と白老町にエールを送った。また白老町の参加者は「大変面白くてやみつきになりそう」「20歳くらい若返りましたが笑いシワが増えた」「孫と戦ってみたい」「今後も広域でテレビゲーム対戦を広げてほしい」と好評のうち幕を閉じた。