“劣化しにくい”太陽電池開発 産総研、長寿命化・発電効率に貢献 (1/2ページ)

2014.3.24 05:37

 産業技術総合研究所は、特定の条件下で出力が大幅に低下するPID現象による劣化を起こさない太陽電池モジュールを開発した。PID現象は経年劣化とは別に、設置から数カ月で起きることもある。新開発の太陽電池モジュールが普及すれば、太陽電池の長寿命化や太陽光発電の発電効率向上に役立ちそうだ。

 産総研が開発した太陽電池モジュールは銅、インジウム、ガリウム、セレンからなる化合物「CIGS」を材料に用いた。PID現象の原因が太陽電池モジュールのカバーガラスから拡散されるナトリウムイオンであることを突き止め、封止材の材料をエチレンと酢酸ビニルからなる「EVA」から、高分子材料の一種であるアイオノマーに替えた。

 PID現象は、太陽電池モジュールに高電圧がかかり、出力が大幅に低下する現象。モジュールやシステムの構成部材の種類、高温、高湿、システム電圧などの条件が影響していると考えられている。

CIGSは7日後でも46%の出力を維持

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。