国際石油開発帝石は3日、豪州北西部沖で進めている液化天然ガス(LNG)プロジェクト「イクシス」で採取されるガスを洋上で一次処理する沖合生産・処理施設(CPF)の本格的組み立て作業を韓国・巨済市で開始したと発表した。
CPFは2013年1月に建設を開始。イクシスの生産物を天然ガスとコンデンセート(超軽質原油)に分離し、パイプラインを通じてガスを豪州北部ダーウィンに建設中の液化プラントまで移送する予定だ。縦150メートル、横110メートル、総排水量14万トン。同様の施設では世界最大規模で、15年中の完成を目指している。