NTTグループとの対立鮮明に KDDIなどは価格競争に危機感 (1/2ページ)

2014.4.16 06:02

総務省の特別部会に出席したソフトバンクの孫正義社長(左)、KDDIの田中孝司社長(左から3人目)、NTTドコモの吉沢和弘常務執行役員ら(右)=15日、東京都千代田区

総務省の特別部会に出席したソフトバンクの孫正義社長(左)、KDDIの田中孝司社長(左から3人目)、NTTドコモの吉沢和弘常務執行役員ら(右)=15日、東京都千代田区【拡大】

 2020年を見据えた通信市場の競争政策見直しを論議する総務省の情報通信審議会特別部会は15日、基本政策委員会を開き、NTTとNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの各代表から意見聴取を行った。規制緩和によってグループ内の連携効果を得たいNTTグループと、それに強く反対するKDDIとソフトバンクの対立構造が鮮明になった。

 KDDIの田中孝司社長は「日本が世界最高水準の通信ネットワークを実現したのは設備競争による」と指摘。その上で、NTTグループが多額の販促費による価格競争を仕掛けていることに触れ、「値下げが続き、新たな設備投資ができないぐらいに追い込まれており、このままでは日本に光サービスの競争事業者がいなくなる」と危機感をあらわにした。

 ソフトバンクの孫正義社長は光サービスの整備率が98%に達している一方で、普及率は48%にとどまっていることを問題視。3年前の「光の道」論議と同様、8分岐利用できる光回線1芯を1分岐ごとに貸し出すよう改めて主張した。

「ソフトバンク以外は8分岐貸し出しは不要だと言っている」との指摘も出たが…

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