東芝は24日、スペインのエンジニアリング会社であるイソルクスから、現在、メキシコ電力庁が機器交換・更新工事を進めているアルタミラ火力発電所(タマウリパス州)向けの蒸気タービン2基を受注したと発表した。2016年から順次納入する計画で、同発電所は17年4月から順次商業運転を開始する予定。受注額は50億円前後とみられる。
今回納入するのは、16万5000キロワットの蒸気タービン2基と、周辺制御装置。同社が1970年代初頭に同発電所に納入した蒸気タービンと発電機について、技術力や機器の信頼性などの実績が評価され、受注に至ったとしている。