シェアパックに変えた場合、どうなるのだろうか。パケットパック部分は先輩と同じく代表回線となる部長が9500円で、奥さんと子供2人はそれぞれシェアオプションの500円。ケータイの場合、カケホーダイがスマホよりも500円安い2200円となり、子供2人はU25応援割で計1千円割り引かれ、計2GBのボーナスパケットが付いてくる。
平均的な通話料、パケット量を想定した場合、家族4人で計2万7426円(10GB)だったのが、新料金プランに変えると計2万1000円(12GB)に。部長だけの料金をみると上がったようだが、奥さん、息子、娘の月額料金は2千~3千円に収まった上、奥さんと娘の余ったデータ通信量で息子は安心して動画や音楽をダウンロードし、奥さんと娘はカケホーダイで安心して長電話できることになる。子回線のみの“家族”を増やすことで息子が安くスマホとタブレットの“2台持ち”をすることも可能だ。
さらに新料金プランにある「ずっとドコモ割」があり、利用年数が6年以上経過していれば、16年以上まで4つに分かれた段階とパケットパックの種類に応じて300~2千円の割引を受けられる。U25応援割による12歳の娘が26歳の誕生日まで受けられるトータルの割引額は14年間で8万4千円となることも見逃せない。
料金診断スタート
ドコモショップでは最大過去3カ月分の利用状況を分析して現行プランと新プランの中から適切なものを提案する料金診断を事前予約が始まる5月15日からスタートさせる(ホームページでもびったり料金診断がスタート)。家族も合わせた診断には家族の同意が必要な場合がある。利用状況は会員ページ「My docomo」で確認することもできる(ログインが必要。本人か一括請求回線であれば利用明細が見れる)。
家族が多ければ多いほどお得感が出るシェアプラン。3親等まで可能なので、これを機に遠く離れて暮らしている家族とパックを組み直すのもよいかもしれない。そして、ゆっくり長距離電話を楽しむのも悪くない。利用するには申し込みが必要となる。