【挑む】クリオサイエンス・代田博文社長 (1/2ページ)

2014.5.5 05:00

 ■がん特化の臨床試験 売上高10億円目標

 製薬会社から新薬の承認に必要な臨床試験を受託し、実施するCRO(臨床試験受託機関)。現在日本の新薬開発のアウトソージング率は20%に迫り、今後も年率6~7%の成長が見込まれている。一方、大手製薬会社のグローバル展開を背景に業界再編も盛んで、特徴や強みを打ち出さなければ、生き残りは容易ではない。CROベンチャーのクリオサイエンスは、がん領域に特化して業界内で独自の地位を築いている。代田博文社長は「医薬品開発を通じて医療の進歩に寄与する」と意気込みを語る。

 --なぜがんに注目したのか

 「当社は2007年に創業した後発企業だ。当時大きな需要が見込めたのは糖尿病や降圧剤だったが、10年ごろに一段落して、厳しい時代を迎えるだろうと思われていた。そこで当社はがん領域に特化することにした。がんは高度な専門知識が必要である上に、細かく部位ごとに調べて開発しなければならない。そのため手間がかかり長期間に及ぶので効率が悪く、大手は取り組みに熱心でなかった。小回りのきくベンチャーの強みを生かした」

 --高度な専門性が必要なため人材確保が重要だ

 「当社は医学博士のほか、歯科医師、看護師、薬剤師などが従事している。定着率をよくするため待遇は大手と比べても遜色がない。フレックスタイムや病気休暇積み立てのほか、定期的な海外研修も実施している。また社員の6割が女性なので産休や育児休暇も充実させている。結婚や出産を機に一度退職した女性でも、復職しやすい環境を整えて積極的に受け入れている」

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