大手損保3グループ決算 大雪で下押しも全社最高益

2014.5.21 05:00

 損害保険大手3グループが20日発表した2014年3月期連結決算は、自動車保険事業の収支改善が進み、株高で保有株式の評価額が上昇したことで、3グループすべてで過去最高益を更新した。ただ、2月の関東・甲信地域の大雪による保険金請求が3社で計約2116億円となり、業績を下押しした。

 駆け込み需要で住宅や自動車の購入が伸び、収益増につながった。自動車保険事業では、等級制度の改定で保険金の請求件数が減ったことなどが奏功し、3グループとも黒字化した。

 東京海上ホールディングスは海外事業が好調で、海外で稼いだ利益が前期比約77%増(512億円増)となった。MS&ADインシュアランスグループホールディングスは、海外に加えて国内生命保険事業が伸び、傘下の生保2社で246億円の利益を出した。NKSJホールディングスでは、自動車保険事業の収益性指標(コンバインドレシオ)が、傘下の2社の合算で黒字化を示す100を初めて割り込んだ。

 日本損害保険協会によると、2月の大雪による業界全体の支払い保険金は計2536億円に達し、風水害による自然災害で過去4番目の規模だった。

                   ◇

 ■損害保険大手3グループの2014年3月期連結決算

                 正味収入保険料      最終利益 

 東京海上(東京海上日動、  2兆8707(12.2) 1841(42.1)

 日新火災) 

 MS&AD(三井住友海上、 2兆8095( 6.4)  934(11.8)

 あいおいニッセイ同和)

 NKSJ(損保ジャパン、  2兆2689(10.0)  441( 1.3)

 日本興亜)

 ※単位:億円。カッコ内は前期比増減率%

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