■低カロリーメニューで住民らを「支援」 入居者以外も利用可能に
大阪府吹田市で分譲中の大規模マンションで住民らの健康維持を支援するため、低カロリーの食事メニューで話題の「タニタ食堂」が併設されることが22日、分かった。大京や関電不動産などが共同開発を進める予定地に平成27年6月をめどにオープンする計画で、マンション住民向けの共用施設に導入されるのは全国初という。住民だけでなく、一般の来訪者も1食800円程度(税抜き)で健康的な食事を楽しめるようにする予定だ。
体脂肪計などの計測器メーカー、タニタが社員食堂で健康的なメニューを提供している取り組みは映画化もされるほど話題となり、同社は社食メニューを社員以外にも味わってもらおうと、24年に東京・丸の内で「タニタ食堂」の第1号店をオープン。その後、病院にも相次いで導入されているが、マンションへの併設は全国で初めてになる。