百貨店、国産素材に熱視線 「クールジャパン」戦略で販路拡大 (1/2ページ)

2014.5.31 07:45

 日本の優れた文化や技術を海外輸出する「クールジャパン」戦略の“土台”ともいえる国産素材に百貨店が熱い視線を送っている。海外の高級ブランドに使用されるなど高い技術力を誇る国産素材だが、国内での認知度は低い。百貨店での販路拡大は産地保護にもつながるとあって、クールジャパン戦略の重要な役割を担いそうだ。

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は23、24の両日、石川県の合繊メーカーなど12社を招き、東京都内で商談会を開催した。世界一軽いとされ、海外の高級ブランドも使用する天池合繊(七尾市)の素材など、高い機能性で知られる同県の合繊。しかし、県繊維協会によると、素材大手の合繊事業縮小により受注は減少傾向で「消費者に近いところでの商品展開」(同協会)が急務となっている。

 三越伊勢丹HDは2013年春から同県で商談会を開催。消費者のニーズを伝え、オリジナル商品の開発に取り組み、14年の春夏期に約3億円の商品をそろえた。今回は会場を東京に移し、参加するバイヤーの数を増やすことで15年春夏期には商品規模を倍の6億円に拡大する計画だ。

 百貨店の国産素材を使った取り組みで先行するのが銀座三越と松屋銀座本店が11年秋から始めた「ギンザファッションウィーク(GFW)」。国内の素材に焦点を当て、新たな商品の開発や販路拡大につなげる取り組みだ。

産地に刺激を与えることも日本のものづくりを絶やさないために重要

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