遠藤モデルは完売状態、ミズノは本田に期待 W杯でスパイク競争過熱 (1/2ページ)

2014.6.18 10:10

 サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会が13日(日本時間)に開幕し、日本代表メンバーのスパイクを手がけるスポーツ用品大手による顧客争奪戦が熱を帯びてきた。着用する選手が活躍すれば、スパイクの販売拡大につながることから、各社ともPRに躍起だ。

 「テレビ中継などを見たサッカー経験者の社会人が、『久しぶりにサッカーをやるか』と購入するケースも出てくるだろう」。日本代表のエース、本田圭佑選手が着用する「イグニタス3」の新モデル(2万520円)を14日に発売したミズノの担当者は、W杯効果をこう話す。新モデルは表面に突起を付けたのが特徴で、本田選手が得意な縦回転のシュートを打ちやすくした。15日の日本-コートジボワール戦で本田選手が先制ゴールを決めたことから、「スパイクに注目が集まり、売り上げが増えるかもしれない」(同社担当者)と鼻息が荒い。

遠藤にあこがれて「購入したいという人は多い」

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