コペンに採用 ダイハツ社長「車体着せ替え技術」の海外展開図る (1/3ページ)

2014.6.20 06:03

 ダイハツ工業は19日、着せ替え可能な軽自動車のオープンスポーツカー「COPEN(コペン)」を発売した。同日、フジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じた三井正則社長は、今回導入した車体の着せ替え技術の海外展開を図る考えを明らかにした。樹脂製の外装パーツを用意すれば現地で好まれるデザインに容易に作り替えられるため、従来の生産工程に比べ開発時間やコスト圧縮が期待できる。

 コペンは、ボンネットなど11個の樹脂製外装パーツをスマートフォン(高機能携帯電話)のカバーのように交換し、好みのデザインに着せ替えできる。

 この日発売したのはスポーツカーらしい躍動感を表現した「コペン ローブ」で、価格は179万8200円から。月間販売目標は700台に設定した。このほか、タフな印象の「コペン クロス」を今秋投入する。

三井社長「骨格さえあれば現地でパーツを用意できる」

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