NECは27日、東北大のサイバーサイエンスセンター内に次世代スーパーコンピューター技術の共同研究部門を7月に開設すると発表した。東北大の研究者や職員、NECの技術者が同部門で、スーパーコンピューターの設計やシミュレーション技術の高度化、応用研究を共同で行う。
これまでNECと東北大は共同で高性能計算技術の研究を行ってきた。さらに研究を加速させるため、同部門の設置を決めた。
最近では防災・減災、ものづくり分野で高性能計算技術を活用する動きが高まっている。今後は地震・津波・気候変動シミュレーション解析などへの技術の応用にも力を入れる方針だ。