ルネサスエレクトロニクスは9日、8月1日付で設計・開発部門の再編を実施すると正式発表した。設計・開発部門の社員5900人のうち、800人が再編の異動対象になる。また、8月7日~21日まで早期退職優遇制度も併せて実施する。退職日は9月30日となる。
ルネサスは本体と子会社3社の設計・開発部門をソフトウエア開発、ハードウエア開発、開発支援の3機能に再編する。
対象となる子会社は、「ルネサスソリューションズ(東京都千代田区、RSO)」と「ルネサス システムデザイン(横浜市神奈川区、RSD)」、「ルネサスエンジニアリングサービス(東京都小平市、REG)」。
8月1日以降は、ソフト開発をルネサス本体、ハード開発をRSD、開発支援をREGに集約する。ソフト開発と開発支援の中心拠点は小平市、ハード開発は群馬県高崎市に置く。
今回の異動対象はルネサス本体のハード開発とRSOの社員が中心。再編後のRSOの存続は未定としている。