【フロントランナー 地域金融】北洋銀行(3) (1/2ページ)

2014.7.14 05:00

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 □「ぶどうワイナリープロジェクト」(3)

 ■北海道余市町を「日本のナパ」に

 新潟で成功を収めながら、6次産業化事業体「オチガビワイナリー」の落希一郎専務が北海道余市町で新たにワイナリーを始めようと思ったのはなぜか。

 「新潟のワイナリーは一応の完成をみたので、残りの人生を賭けて新たな地でワインを作りたいと思った。新天地には、ドイツから私が持ち帰ったぶどうの品種が40年の間に一番栄え、ワイン用ぶどうの生産で欧州に勝るとも劣らない地形、風土を持つ余市町しかないと考えた」

 北海道余市町は札幌から車で西に約1時間半。古くから漁業や、りんご、ぶどうなどの果樹生産を行ってきた。対馬海流の影響で気候は温和。ここ30年は欧州系のワイン専用のぶどうが作られ、栽培農家数は40軒、総面積も120ヘクタールに及ぶ。

 ワイン用のぶどうは、苗を植えてからワインになるまで3年を要する。落氏は新潟のワイナリーを始める際、自身の畑でぶどうが採れるまで余市町の生産者からぶどうを購入しており、高いポテンシャルを持つ土地だと感じていたという。

 一方で、伝統的な果樹生産を行ってきた余市町では生産者の高齢化や後継者難が進み、離農者が多くなっていた。そこで落氏はワイン用ぶどうの生産方法やワインの醸造技術、加工製品の製造ノウハウ、地方に客を呼び込むアイデアの全てを駆使し、余市町を日本初のワイナリー集積地域にしたいと考えた。

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