【本気の仕事講座】(17)ごまかしのきかない「自分」が売り物 (2/2ページ)

2014.7.22 05:00

「本気とはごまかしや言い訳のきかないもの」と定義するフラメンコダンサーの永田健氏

「本気とはごまかしや言い訳のきかないもの」と定義するフラメンコダンサーの永田健氏【拡大】

  • 柴田明彦

 本気とは、ごまかしや言い訳のきかないものと定義付ける。会社員時代と違い、現在の売り物は自分。踊りは生ものであり、かつ自分という人間性がしみ出る。ごまかしが一切きかない真剣勝負の連続だ。3回目の新人公演のとき、祖父、そして会社員時代の同期が逝去。そのとき、審査員や観客ではなく、自分の大切な人たちに向けて踊ろう!と、気持ちを切り替えた。

 フラメンコはもともと、ジプシーの踊りなので暗い内容のものが多い。しかし、死という人生最大の悲しみをもパワーに変換する力を持っている。踊っていてよかったと思えた瞬間だったと語る。

 ロールモデルは坂本龍馬。固定観念、常識にとらわれない考え方に感銘を受け、自身も枠や境界線を跳び越えて活躍したいと願っている。従来のフラメンコにはない、タップダンス、タンゴ、ベリーダンス、浄瑠璃三味線、和太鼓、演劇など、他ジャンルも積極的に取り組み、新境地を開拓中だ。

 「人生は自分探しじゃない、自分を創ることだ」。ノーベル文学賞受賞者で劇作家のジョージ・バーナード・ショー氏はこう言った。この言葉と永田氏がオーバーラップする。彼の活躍にも目が離せない。

                   ◇

【プロフィル】柴田明彦

 しばた・あきひこ 1959年、東京生まれ。慶大法卒。83年に電通入社、新聞局出版・コンテンツ開発部長などを歴任。2006年に退社し、(株)A&Y TRUST 0915 社団法人NS人財創造機構を設立。企業・団体の広報・宣伝、販売に関するコンサルティングなどを行う。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。