6月の外食売上高は4カ月ぶり前年割れ バーガーなどファストフードが不振

2014.7.25 15:27

 日本フードサービス協会が25日発表した6月の外食産業の売上高は、新店を含む全店ベースが前年同月比1・8%減で、4カ月ぶりにマイナスとなった。客単価は3・0%増となったものの、客数が4・7%減となったことが響いた。関東甲信地方を中心に記録的な大雨となったことに加え、前年よりも土曜日が1日少なかったことが要因だ。

 業態別の売上高をみるとファミリーレストランは1・5%増で14カ月連続のプラスとなった。客数減少も積極的な季節の新メニュー投入効果で、客単価アップでカバーした。

 雨の影響が大きく出るとされるファストフードは3・2%減だった。和風や麺類はプラスを確保したが、ハンバーガーなどの洋風と回転ずしが5%前後の大幅なマイナスとなった。また居酒屋は8・8%減で、依然低迷が続く状況が浮き彫りになった。

 同協会では、6月が前年実績を下回ったことについて、「会員各社からは、雨がマイナスの理由で、先月まで売上高を伸ばしてきた消費者のマインドなどの環境については変化はない」とみている。

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