富士重、4~6月期は過去最高の業績 国内33%減を海外でカバー

2014.7.31 16:42

 富士重工業が31日発表した2014年4~6月期連結決算は、円安ドル高に為替が進んだことや、北米や中国での好調な販売を受けて、営業利益が前年同期比13.0%増の787億円となるなど、増収増益となった。

 売上高は8.5%増の5933億円、最終利益は7.8%増の522億円と、営業利益も含めてすべて過去最高となった。

 販売は、国内が消費税増税前の駆け込み需要による反動減の影響で、33.2%減の2万7200台と落ち込んだが、主力の米国が5.6%増の11万2400台、中国が約2.8倍の1万5700台と大幅に伸びるなどして補った。

 同日会見した高橋充専務執行役員は、「国内については、消費税増税前の駆け込み需要による反動減が色濃い。販売刺激策を考えていきたい」と述べた。

 通期業績については、期初予想を据え置いた。

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