【エンジニア革命】「マネジメント」力で飛躍 議論は握手しながらの「ケンカ」 (2/3ページ)

2014.8.2 05:00

エンジニアにとって議論は相手との「間」の取り方が重要だ

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 今後、海外との取引や現地でのビジネスがますます拡大することから、エンジニアの生き方として、どう議論に対応していくかそのメソッドを身に付けることも大切であろう。また日本では引っ込み思案であった人も、気持ちを改めて取り組むことで成果を出すことができる。

 なお、ここで注意しなければならないのは、日本で電話やメールでこのような感覚で仕事をすると、状況が分からない周囲の日本人からは「何かもめ事が発生しているのだろうか?」とか「どうも彼はケンカ早い奴のようだ!」と思われてしまうことである。国内外の使い分けも必要となるだろう。

 ◆「背く拍子」で主導権

 さて、会議で胸襟を開き議論することは大切であるが、それが到達点ではなく、国内外を問わず、どこかで合意点を見いださなければならない。論理的やり取りの中で合意点を見つけることができるのであれば問題ないが、もし議論していてもなかなか良い解決手法が見つからない場合、参考になるのが、日本古来にある、相手との「間(ま)」の取り方ではなかろうか。

 日本には、古来より相手との「間」を扱ったものが多く、その中でも宮本武蔵の『五輪書』は多くの記載がある。その中では、力と力でぶつかったときの対処方法の一つとして、「背く(そむく)拍子」で主導権を握れ、と説いている。これはつまり、戦いの中では相手の打ってくる拍子と合う拍子を知り、これを外す拍子「間の拍子」を知ること。さらに相手の拍子に乗ることなく、あえて逆らってその拍子を崩す「背く拍子」を体得することで敵に優位になると説く。

 現代でいえば、相手が想定していなかった視点・論点から攻めることであり、意外なところから攻められると人間は弱いのかもしれない。人間の機微を突いた対応は、論理的展開においても突破口となる。

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