日本マクドナルドは15日、国内全3135店舗を店内完全禁煙にしたと発表した。同社は業績回復に向けてファミリー客の重視路線に舵を切っており、今月1日に全店を禁煙化。「幅広い層のお客様のお食事の場としてふさわしい店舗環境を目指したい」と説明している。
一方、モスフードサービスが展開する「モスバーガー」は、全1416店舗のうち分煙店舗が47%。「喫煙する方のニーズも踏まえながら対応していきたい」(広報)としている。
外食業界では、ロイヤルホールディングスのファミリーレストラン「ロイヤルホスト」が昨年11月、約9割の店に喫煙ブースを設けた上で全店禁煙とした。