厳しいラジオ局経営、復活へ試行錯誤 聴取者離れ…強まる危機感 (4/6ページ)

2014.8.16 07:06

 一定額を払えばネットを通じて音楽が聴き放題となるストリーミング型サービスには、ラジオと似たプログラムもあり、新たな脅威になりかねない。

 雑誌もアパレル・グルメ事業進出

 ネットを経由してスマホやパソコンでラジオ放送を楽しめる「ラジコ(radiko)」は、活路の一つになりつつある。ラジコは在京、在阪のラジオ局と電通が出資して2010年12月に番組配信を始め、利用者の実質数を示すユニークユーザーは現在、1カ月当たり約1300万で推移。4月には、現時点で全国63局の放送を月額350円(税別)で聴ける有料プログラムをスタートさせ、契約者数は7月上旬に10万人を超えた。

 ラジコによる全国への情報発信を意識する一方、ローカル色にこだわるラジオ局も少なくない。FM802もその一つで、全国の関西出身者などから反響が届くようになったという。

音楽雑誌も曲がり角を迎え、事業の多角化に乗りだしている

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