シティ「赤字事業」買収に邦銀慎重 超低金利で外銀の日本離れ鮮明 (1/3ページ)

2014.8.22 06:17

東京都内にあるシティバンクの営業拠点(ブルームバーグ)

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 米系シティバンク銀行が、国内個人向け業務の売却に向け、邦銀などとの協議を開始した。3メガ銀行を含め10行程度に打診したもようだが、邦銀各行は「実質赤字事業」(都銀大手幹部)の買収には慎重で、将来性などを厳しく精査するという。超低金利による収益悪化で外銀の日本離れが加速している。

 米金融大手シティグループは1902年に日本に進出した外銀の“老舗”だ。首都圏と関西を中心に33支店・出張所を構え、預金や住宅ローンなどを展開している。日本で初めて、24時間365日利用できるATM(現金自動預払機)を導入するなど、自動機器設置にも先駆的に取り組んだ。だが、長引く日本の低金利が収益を圧迫した。

 2013年度の資金運用収益は前年度比12.5%減少。「リスク覚悟で金融商品に手を出すより、預金を重視する保守的な日本人の国民性」(金融関係者)も影響し、金融商品の販売などで稼ぐ米国流の戦略は実を結びにくい。

本業で苦戦しているのは邦銀も同様

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