【講師のホンネ】櫻田毅 視線の先には目的、攻めのプライド (2/2ページ)

2014.8.27 05:00

 実はプライドには2種類ある。私が感じた彼のプライドは、上司の助けを借りている姿を人に見られたくない、プロジェクトがうまくいっていないことを人に知られたくない、つまり、人の目を気にした防衛的な「守りのプライド」である。しかし本当に必要なのは、責任を全うするためには人に助けてもらうことができる、教えを請うことができる、人の目を気にしてプロジェクトを遅らせることなんて許せない、そんな自分でいられるといった「攻めのプライド」なのだ。

 守りのプライドは視線の先に他人がいるが、攻めのプライドは視線の先に目的がある。守りのプライドが見え隠れすると人は遠ざかっていくが、目的に共感する人は攻めのプライドを応援する。どちらを持つかで結果は大きく変わってくる。

 2週間後に再び会った柴田さん、「上司でも何でも使えるものは使うべきですよ!」。相変わらずの断定口調ではあったが、表情はいくぶん晴れやかになっていた。

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【プロフィル】櫻田毅

 さくらだ・たけし 1957年、佐賀県生まれ。アークス&コーチング代表。潜水艦の設計技師から資産運用の世界に転じ、外資系企業の役員など30年の会社人生を送る。独立後は、講師、コーチとして年間約1500人の成長支援に携わっている。

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