【フロントランナー 地域金融】筑波銀行パーソルプラザ・つくば(上) (1/2ページ)

2014.9.1 05:00

 □筑波銀行パーソルプラザ・つくば 福田正樹さん

 ■許せる・許せないリスク振り分け

 「つくば市のお客さまは研究施設や大学などで働き、知的好奇心の強い方が多い。常に新しい情報を求め、マーケットへの関心も高いので、私も常に新しい情報を吸収し、分かりやすく伝えるよう心掛けている」

 こう話すのは、茨城県つくば市の筑波銀行パーソルプラザ・つくばで、MC(マネーコンサルタント)として顧客に資産運用の提案を行っている福田正樹さん。つくば市には国などの教育・研究機関が集積し、市内に約2万人の研究者が勤務する。

 パーソルプラザは個人顧客向けの相談窓口。同行の営業エリア内で一般の営業店に4店併設され、平日は午後5時まで、土日も4時半まで営業している。福田さんの活動の中心は、来店客への対応と既存顧客のフォロー。初めて窓口に来るのは定期預金の満期を迎えた顧客や自ら運用の相談に来た人など。60代が中心で、教授も多いという。

 投資経験がないと「興味はあるけど、リスクが怖い」という人も多い。そういう顧客には「リスクの中で一番怖いのは何だと思いますか」と問いかけた上で、「一番怖いリスクは『知らない』ことですよ」と話す。

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