NTT東西地域会社は1日、両社の固定電話からPHSに電話をかける際の通話料金を設定したと発表した。10月1日から、PHSに電話するときに事業者識別番号(東=0036、西=0039)の後に個人番号をダイヤルすれば、両社が設定した料金で通話できる。
10月1日から、携帯電話とPHS間に番号持ち運び制度が適用されるため、識別番号にPHSの「070」も対象とした。
10円で通話できる秒数は、区域内が60秒、隣接区域内が45秒、160キロメートルを超える区域外が36秒。
識別番号をダイヤルしない場合は、従来通りPHS事業者のワイモバイルが設定した料金が徴収されるが、区域内(10円で70秒)、隣接区域内(同60秒)は今回のNTT東西の新料金東西より安くなる。区域外は通話距離などによって異なるという。