日本生命保険は1日、インドの有力財閥リライアンス・グループとファンドの運用で相互に連携すると発表した。子会社の投資顧問会社同士が投資について助言し合うほか、日生傘下のニッセイアセットマネジメントが今秋、インドの債券と株式で運用する投資信託の取り扱いを始める。
一方、リライアンス傘下の投資顧問会社はインドで初めてとなる日本株投信の扱いを8月に始めた。グループ間の連携を深め、資産運用のグローバル化を進める。日生はリライアンス傘下の生保会社と資産運用会社に26%ずつ出資し、女性を中心とする営業職員が商品を販売するノウハウなどを提供している。