欧州で「白物」競争激化 パナやサムスン、地元老舗と真っ向勝負 (1/3ページ)

2014.9.6 06:20

パナソニックが欧州で来年3月までに発売する洗濯機。現地企業と初めて共同開発した=4日、ベルリン

パナソニックが欧州で来年3月までに発売する洗濯機。現地企業と初めて共同開発した=4日、ベルリン【拡大】

 世界最大級の家電見本市「IFA2014」が5日、ベルリンで開幕した。欧州でも省エネ性能の高さや無線ネットワークでつながる家電に関心が高まる中、パナソニックや韓国のサムスン電子が、高機能な調理家電や洗濯機など“白物”の展示を充実させ、地元の老舗メーカーと真っ向勝負する格好となった。

 パナソニックは家電が調和する住空間全体を提案。生活シーンに応じた新たな家電の存在価値をデモンストレーションする。2015年度から欧州で本格展開するビルトイン(備え付け型)キッチンは、独自に温度調節するIHクッキングヒーターやオーブンで調理を実演。スロベニアの企業と共同開発した洗濯機は欧州で流行のデザインにパナソニックの省エネ技術「エコナビ」を搭載し、来場者の目を引いた。

 韓国サムスン電子は昨年、白物家電の欧州での売り上げが一昨年に比べ30%伸びた。今回のIFAでは、欧州の著名シェフ3人と共同で設計したキッチン家電を発表。温度をLED(発光ダイオード)で可視化したIHヒーターや大型冷蔵庫、食洗機などでブランド確立を狙う。

「上質な白物は、ボッシュやミーレが基準になる」(パナソニックの本間役員)

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