外食大手「ちょい飲み」拡大 消費者の習慣に変化…夕方の需要掘り起こし (1/4ページ)

2014.9.6 06:12

 消費者の飲酒量の減少などで大手居酒屋チェーンが苦戦する中、牛丼店やファミリーレストランなどの外食チェーンが、“ちょい飲み客”の取り込みに乗り出した。

 仕事帰りのサラリーマンやカップルらによる夕方の飲酒需要が高まっていることに着目。吉野家は都市部の店舗で居酒屋の本格営業を始めたほか、すかいらーくグループは酒類のボトルキープやビールの割引を実施。居酒屋のお株を奪うサービスで、集客力強化を図る。

 吉野家が格安居酒屋

 平日の午後5時ごろ、JR神田駅(東京都千代田区)のガード下。昼間は牛丼をかき込むサラリーマンらで混み合う吉野家JR神田駅店の軒先に、仕事帰りの客を誘う赤ちょうちんがともった。

 店の2階部分を利用した居酒屋「吉呑(の)み」の開店だ。生ビールなどの酒類は300円台。既存商品を活用した牛皿(250円)や冷奴(ひややっこ)(160円)に加え、マグロ刺し身(310円)や揚げ物などの定番つまみを約20種用意している。

客単価は牛丼店の数倍に上る1500円を確保

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