【ITビジネス最前線】アリババ、楽天と海外で勝負 (1/4ページ)

2014.9.9 05:00

 ■IPO契機に企業買収加速

 中国のEコマース(電子商取引)大手アリババが予定する新規株式公開(IPO)の詳細が明らかになり、話題になっている。アリババはかつてないほどに急成長しており、企業価値は1600億ドル(約16兆8000億円)程度になる見込み。グーグルに次いで時価総額世界第2位のインターネット企業になる可能性がある。中国市場の壁を突破することさえできれば、インターネットの未来を独占することができる位置につけている。

 アリババは、B2B(企業間)卸売りマーケットプレイスであるアリババドットコムに加え、中国最大のショッピングサイトであるタオバオドットコムを運営する。これらのフラグシップサービスのほかに、クラウドコンピューティングやネット決済、グルーポンに似た共同購入サービス、高級ブランド品の総合ネットショッピングモールなどを手掛けている。

 ◆多様なサービス共通

 中国国内では、Eコマースと同義語とも言えるアリババだが、国際的にはまだ知名度は高くない。アリババブランドのサービスを利用しているのは中国人か、中国から仕入れをしている外国企業に限定されているのが現状だ。しかし、それもすぐに変わるだろう。

 アリババは、多くの点でオークションサイトのイーベイと、ショッピングサイトのアマゾンを組み合わせたような企業といえるが、いずれの企業よりも強い位置にいる。アマゾンと同じように、アリババもクラウドホスティングやEコマースの入り口となるサービスを運営しているが、アマゾンとは異なり小売りサイトのために自社倉庫を持たない。単に売り主と買い主をつなげるだけのサービスなのだ。マーケットプレイスという意味ではイーベイに近いが、サービスの多様性の部分ではイーベイをはるかにしのぐ。

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