みずほ銀の新住宅ローンの場合、太陽光で発電した電気を電力会社に売ることで得た収入を年収に組み込めるため、このケースだと年収は490万円に増える。返済比率も4割を切り、審査に通りやすくなるという。
みずほは今後1~2年で、新住宅ローンの販売額を1200億~2400億円程度に伸ばしたい考えだ。
消費税増税前の駆け込み需要の反動で、新築住宅の販売は2014年度に入って前年の同時期よりも2割程度の落ち込みが続いている。このため、メーカー各社は付加価値が高い太陽光発電付き住宅の販売に注力。政府も補助金制度などで普及を図っており、みずほは内需を喚起する経済対策にも貢献できると判断し、新住宅ローンを導入することにした。