ｉＰｈｏｎｅ６、実質０円で横並び　携帯３社、通信環境の差が浮き彫りに (1/4ページ)

　ＮＴＴドコモ、ＫＤＤＩ、ソフトバンクモバイルの携帯電話大手３社が１２日、米アップルのスマートフォン（高機能携帯電話）「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６」と「６プラス」の予約を一斉に始めた。３社とも画面サイズが４．７インチの「６」の最下位モデルは実質０円とする。新モデルは処理性能や通信機能が強化されたが、３社とも現行機種と同じ価格水準を維持。１９日の発売に向け、顧客争奪戦が早くも熱を帯び始めた。

　予約の受け付けは午後４時に始まり、ＫＤＤＩとソフトバンクモバイルが価格を発表。１３日以降に価格を正式に発表するドコモも含め、記憶容量が１６ギガバイトの「６」は新規契約か「ＭＮＰ（番号持ち運び制度）」を利用した２年契約の場合、実質０円で端末を提供する。

　その他のモデルの実質負担額は新規契約かＭＮＰの場合、ＫＤＤＩはソフトバンクよりも２４０円安い。

「現金還元で勝とうとは思わない」（ＫＤＤＩの石川執行役員専務）