豊田通商は18日、インドネシアのブカシ県リッポーチカラン地区で長期滞在や出張者向けのホテルレジデンスをオープンすると発表した。タワーの177室に加え家族向けの戸建て3戸の他に日本食レストランやスーパー、ジム・プール施設も提供する。
ジャカルタ近郊は日系企業の進出ラッシュで長期滞在者向けの施設が不足し、交通渋滞で工業団地近郊のレジデンスのニーズが高いのに対応した。
ジャカルタから工業団地まで車で2時間前後かかっていた通勤時間が半分以下に短縮できるという。空港や工業団地への送迎サービスもある。運営会社には豊田通商グループが51%出資し、現地不動産会社のリッポーグループやトヨタホーム、東急不動産グループが参画し、快適なサービスを提供する。