原子力リスク研究センターの初代所長「リスク評価の価値を示して信頼回復を支援」 (1/2ページ)

2014.10.1 17:48

 1日付で設置された「原子力リスク研究センター」の所長に就任したジョージ・アポストラキス氏(68)に、原発の安全性向上に向けた取り組みなどについて聞いた。

 --事故の確率や影響を数値で示す「確率論的リスク評価(PRA)」の導入を日本で支援する意義は

 「前提としてPRAの活用もリスク管理も、原発を持つ電力事業者が責任を持って行うということだ。まず事業者は規制基準を満たさなければ原発を再稼働できない。しかし、規制をクリアしても残るリスクがあり、それを低減するためにPRAがある」

 --今後、原発を保有する大手電力会社のトップと順次面会する

 「1年に少なくとも4回は来日し、1回あたり2週間程度滞在する予定だ。その間に電力事業者の最高経営責任者(CEO)と対話していきたい。その際に伝えたいことは規制をクリアするだけでなく、リスク管理が大事だということだ」

 --これまでは規制をクリアすれば、原発事故は起きないという「安全神話」が根強かった

 「その意識は変わっていくと思う。これまで日本の電力業界の人と話をしている限りでは、『変わっていこう』という意識を感じる。センターとしてもPRAの価値を示し、保有する情報を電力事業者に提供し、活用しやすいようにしていきたい。センターの仕事はオープンで透明性のあるものにする」

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