【エンジニア革命】「マネジメント」力で飛躍 (2/3ページ)

2014.10.4 05:00

エンジニアや特に迅速な判断を求められる責任者にとってときに「朝令暮改」は必要だ

エンジニアや特に迅速な判断を求められる責任者にとってときに「朝令暮改」は必要だ【拡大】

 そのような切羽詰まった局面では、効果がないと思えば、前言を翻す「朝令暮改」も必要になるのではないだろうか。

 ただ、ここで注意しなければならない点がある。例えば、基本方針、基本戦略をそう簡単に変えられては困る。後に続く多くの人が大混乱に陥ることは必至で、その意味では、「朝令暮改」はできる限り避けるべきだ。

 一方、具体的な個々の課題解決の場面では、臨機応変に対応していくことが必要となる。想定外の問題が生じ、その対策をやってみたけれどもうまくいかないなどである。ある意味、戦術的な局面かもしれない。

 クルマの例で言えば、衝突試験を実施してみたものの、目標性能が得られない。このため、CAE(計算機支援工学)で検証し、行けそうな対応策をトライする。もし駄目なら次の手、さらに次の手と目標に到達するまで連続して打ち手を探す。

 このような状況では正に「朝令暮改」であり、状況変化により打ち出す対策も変化していく。ときには、「朝令暮改」ではなく、「朝令朝改」(筆者の造語であるが)、つまり朝一番に指示したことでも、その2~3時間後に新たなアイデアや重要な情報がもたらされれば、もう一度指示をやり直すことも必要となる。

 このように朝令暮改、朝令朝改を進める際は次の2点を守ることが大切であろう。

 (1)なぜ変えるのか、その理由をきちんと説明すること。(Accountability)

 (2)変更理由を理解したならば、指示に対する現場の自由度を持たせること。

 つまり、趣旨を良く理解していれば、その先、多少の変化があっても各メンバーが臨機応変に対応可能となる。

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