富士通は9日、米インテルの3D(3次元)カメラを搭載した画面サイズ23インチのデスクトップパソコン(PC)「エスプリモWH77/S」を11月21日に発売すると発表した。専用アプリを取り込むと、PCで3D機能を楽しめる。家庭用として販売、想定価格は22万4800円(税別)。
富士通のWH77/Sは、専用アプリを取り込むと、PCの3Dカメラが操作者を撮影し、画面上にいる自分の分身となるキャラクター(アバター)も全く同じ表情をする。また、3Dプリンターに接続すると、自分の分身のフィギュアも作れるという。このほか、同じ空間にいるような感覚でテレビ電話ができる。
今回の新製品は、インテルの「リアルセンス」と呼ばれる3Dカメラを搭載した。顔の奥行きや深度もわかるのが特徴で、人の表情を正確に読み取れる。
富士通は、家族で楽しめるPCを想定し、今回開発した。ペンやタッチでも画面操作できる機能もある。
仕様は、基本ソフトが「ウィンドウズ8・1アップデート」、CPUはインテルの「コアi7 4712MQ」を搭載した。メモリーが8ギガバイト、ハードディスク駆動装置(HDD)は2テラバイト。