【挑む】waja・小安光司会長兼最高経営責任者 (2/2ページ)

2014.10.9 05:00

 --FCPをビジネスとしてとらえている

 「販売手数料として売り上げの4割をいただいている。商品点数が増え、売れるほど収益は増える。ドナーが節税メリットを得られる仕組みにしたのも、当社が手数料を得るのも、何かしらの利益がないと継続が期待できないからだ。日本のチャリティーは善意に頼りすぎており災害などが起こったときでなければ寄付しない。あえて善意を否定するところから始めた」

 --wajaの内容は

 「海外のバイヤーが仕入れたアイテムを預かり、日本の消費者に販売している。バイヤーは日本人の主婦が多い。常時販売されている商品の数は、12年9月に3万7000点だったが、今年9月時点では8万1000点以上になっている」

 --ファッションブランドの販売仲介も行っている

 「『REASONアウトレット』というサイトで、預かったアウトレット品などを販売している。『これは13年春夏物』『これはサンプル品』といった風に、商品化のシーズンや状態をきちんと説明しており、消費者が納得して買える」(井田通人)

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【プロフィル】小安光司

 こやす・こうじ 早大政経卒。1997年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社。2003年5月wajaを設立し、社長に就任。13年10月から会長兼最高経営責任者。42歳。千葉県出身。

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【会社概要】waja

 ▽本社=東京都港区麻布台3-4-11

 ▽設立=2003年5月

 ▽資本金=1億5010万円

 ▽従業員=23人

 ▽事業内容=ファッション通販サイトの運営など

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