マスプロ電工は23日、世界初となる360度撮影可能な米コダック製の小型動画撮影カメラ「アクションカム」の新製品を日本独占販売すると発表した。カメラ本体を体や自転車などに取り付け、迫力ある体感映像を撮影できるアクションカムは、動画サイトへの投稿需要の増加なども相まって人気が高まっており、大手企業の市場参入が相次いでいる。
マスプロ電工が11月21日に発売する「PIXPRO SP360」は、本体上部にドーム形の超広角レンズを備え、水平方向360度、垂直方向214度を撮影できる。市場想定価格は税別4万1500円前後で、他に販売を予定しているアクションカムを含め、平成28年には4万3900台の販売を目指す。
アクションカムの市場拡大を見越し、大手企業による新規参入や新製品投入が相次いでいる。
ソニーは、従来機比3割小型・軽量化を図った「HDR-AZ1」を24日に発売する。カメラ本体部と腕にはめる液晶を搭載したリモコンのセットの想定価格は税別4万1千円前後。
リコーイメージングが今月17日に発売した「WG-M1」は、水深10メートルまでの水中撮影ができるほか、約1400万画素の高精細静止画撮影もできる。想定価格は税別3万円台半ば。
カシオ計算機は、レンズ部と液晶画面付きコントローラー部が分離でき、さまざまな動画撮影が楽しめる「EX-FR10」を9月に発売した。想定価格は税別5万円前後。
アクションカムの世界市場は、英調査会社フューチャーソースコンサルティングの調べによると、25年には約500万台で、30年には約900万台まで増えると見込む。