「4K」本格始動も民放局から困惑の声 『視聴者目線』考え直す時期 (2/4ページ)

2014.10.26 07:19

今月開かれた家電・IT見本市「CEATECJAPAN(シーテック・ジャパン)」では、各メーカーによる4Kテレビの展示も目立った=千葉市(宮崎瑞穂撮影)

今月開かれた家電・IT見本市「CEATECJAPAN(シーテック・ジャパン)」では、各メーカーによる4Kテレビの展示も目立った=千葉市(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

 ひかりTVの会員数は9月末時点で293万人と、この4年で3倍近く増加。同社には、いち早く新サービスに取り組むことで、地上波、衛星放送、CATVに続くテレビの新たな選択肢として存在感を高める狙いもあるようだ。番組を提供する民放幹部からは「4Kサービスの“主戦場”は当面、VODになるのでは」との推測も出ている。

 CS試験放送拡大

 一方、テレビ局や家電メーカーなどでつくる「次世代放送推進フォーラム」は現在、スカパーJSATの衛星を使ったCS「チャンネル4K」で4K試験放送を行っている。放送時間はこれまで1日6時間だけだったが、今月から平日は正午から7時間、土日祝日は午前10時から12時間にそれぞれ拡大。今後は主要CATV局も同チャンネルに地域番組を提供するなどラインアップも充実させる。

BSは試験前倒し…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。