ブリヂストン、五輪スポンサー機に世界戦略推進「モットーと理念一致」 (2/4ページ)

2014.10.27 06:32

TOPスポンサー契約の調印式で握手するブリヂストンの津谷正明社長(左)と、トーマス・バッハIOC会長=6月13日、東京都千代田区の帝国ホテル

TOPスポンサー契約の調印式で握手するブリヂストンの津谷正明社長(左)と、トーマス・バッハIOC会長=6月13日、東京都千代田区の帝国ホテル【拡大】

 「204の国・地域が参加するオリンピックは年齢、性別、地域による偏りなくグローバルな支持がある。すべてのステークホルダー(利害関係者)に企業文化をアピールする機会だ」

 武濤の説明は明快、かつよどみがない。「『より速く』『より強く』『より高く』というオリンピックのモットーは、最高の品質提供をうたうブリヂストンの企業理念とも一致する」

 恐らくブリヂストンの役員に同じ質問を投げかければ、“金太郎飴(あめ)”のように答えが返ってくるだろう。揶揄(やゆ)しているのではない。締結に向けては、詳しくオリンピック憲章を検証した。TOPスタートと同時に参画し、30年近くスポンサーを続ける唯一の日本企業、パナソニックにも参考意見を求めた。周到な準備を重ねての締結であり、会社のすみずみにまできっちりと戦略が共有されていることの表れだ。

契約期間は原則4年、夏冬1大会ずつが対象

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