【講師のホンネ】櫻田毅 「頑張ります」から「工夫します」 (1/2ページ)

2014.10.29 05:00

 「頑張ります!」「おお、頑張ってくれ!」。このようなやり取りは、職場でよく見かける。上司と部下とで「通じ合った感」満載の気持ちのよい光景だ。明るく元気な声でこのようなやりとりがなされている職場には、おのずと活気が感じられる。私たちは「頑張る」という言葉が本当に好きである。やる気言葉としての使用頻度は、間違いなくナンバーワンであろう。

 しかし私はこの「頑張る」という言葉は、実は史上最強の思考停止言葉ではないかと思っている。「頑張ります!」で、一生懸命やろうという気持ちは表現されるのだが、どうも「気合でGO!」的で、それ以上の具体論や深い思慮へのアプローチは後回しになる危険性を感じてしまう。現に私も、「頑張ります宣言」で安心してしまい、それ以上深くものを考えていないことも多い。

 では、どうすればよいのだろうか。「頑張る」の代わりに「工夫する」という言葉を使うというのはどうだろうか。私は日頃から、ものごとがうまくいくための方法は「好きで得意なことを、正しい方法で、徹底的にやること」だと思っている。この「正しい方法で」が大切で、工夫をしないで頑張ってしまうと、時代遅れの方法や表面的な効果に乏しい方法で徹底的にやってしまい、「頑張っているんだけどなあ…」ということになりかねない。一生懸命頑張れば何とかなるほど仕事は甘くはない。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。