国内航空3位のスカイマークは30日、平成27年3月期通期の単独業績予想を下方修正すると発表した。最終損益は136億円の赤字(前期は18億円の赤字)と、2期連続の最終赤字となる。従来予想は3億円の黒字だった。円安による燃料費高騰や格安航空会社(LCC)との競争激化で厳しい経営が続いている。
売上高は882億円(従来予想は1044億円)、営業損益は124億円の赤字(同3億円の黒字)にそれぞれ引き下げた。
同日公表した26年9月中間決算(単体)は、最終損益が57億円の赤字(前年同期は17億円の黒字)。売上高は0・7%減の451億円で、営業損益は43億円の赤字(同20億円の黒字)だった。
7月末発表の4~6月期決算に引き続き、決算短信には「継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在する」との注記が付いた。