電機「稼ぐ力」回復…海外インフラ事業など手応え 中間決算7社最終黒字 (1/2ページ)

2014.11.1 12:45

 電機大手8社の平成26年9月中間連結決算が31日、出そろった。ソニーを除く7社が最終損益で黒字を確保。27年3月期の通期見通しでは、日立製作所、東芝、三菱電機の3社が本業のもうけを示す営業利益で過去最高を見込むなど、海外ではインフラ事業を中心に「稼ぐ力」の回復を印象づけた。ただ、テレビをはじめとする家電など消費者向けの事業については苦戦が目立つ。

 「粗利益率が上がり、収益性の高いものにシフトが進んだ」

 パナソニックの津賀一宏社長は31日の決算発表会見で、今回の中間決算で営業増益になった要因をこう分析した。同社は25年3月期まで通期で2期連続の巨額赤字を計上。車載と住宅関連事業に経営資源をシフトする改革を推進してきた。上期の住宅向けソーラー事業の好調も手伝い、27年3月期業績見通しでは、営業利益を前回予想より400億円多い3500億円(前期比14・7%増)に上方修正した。

 通期で営業最高益を見込む3社も、価格下落が起きにくい企業向けの事業が柱だ。日立は英国向け鉄道システムや中国を中心としたエレベーターなどのインフラ関連事業などが堅調。25年ぶりの最高益を見通す東芝は、原子力や火力の発電所システムの海外からの受注が増えている。三菱電機は工場の自動化で「生産性の改善を狙った中国メーカーの高機能設備導入の動きが順調に続く」(松山彰宏常務執行役)とみている。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。