ヘルスケアリート、5日に初上場 高齢者施設への好循環に期待 (1/2ページ)

2014.11.3 21:46

 大和証券グループ本社傘下の「日本ヘルスケア投資法人」が5日、東京証券取引所の不動産投資信託(REIT)市場に上場する。有料老人ホームなど高齢者施設を投資対象とするヘルスケアリートの上場は初めてだ。投資家から集めた資金を不動産で運用し、賃料収入や売却益を分配するヘルスケアリートの拡大は、安倍晋三政権の成長戦略にも盛り込まれており、他の証券会社でも上場準備に向けた動きが出ている。(飯田耕司、小林健一)

 ■病院などへ対象拡大も

 「施設の取得をREITでまかなうことにより、運営業者は質の高いサービスに特化できる」

 大和証券グループの大和リアル・エステート・アセット・マネジメントの安住健太郎営業推進部長は、上場のメリットを強調する。

 大和リアルが3月に運用を始めた日本ヘルスケア投資法人は、上場により約60億円の資金を調達し、有料老人ホーム6施設の取得に充てる考えだ。

 高齢者向けの福祉・介護施設は、資金不足を理由に整備・運営業者が新規建設に乗り出せないケースも少なくない。大和リアルは現在、有料老人ホーム8施設を保有するが、今後は高齢者向け住宅のほか、政府の認可が下り次第、病院にも投資対象を拡大するという。同社は3年以内に資産総額を1千億円に拡大する考えだ。

 ■成長戦略、他社も準備

 安倍政権では、介護なしで自立した生活ができる「健康寿命」を延ばす産業を戦略的分野と位置づけている。その中で、民間資金を活用した住環境の整備を、主要政策のひとつに掲げた。

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