【企業スポーツと経営】コマツ 女子柔道部(中)責任を持って支え続ける (1/3ページ)

2014.11.5 05:00

「選手たちに大舞台に立つチャンスを与えたい」と語るコマツの松岡義之監督

「選手たちに大舞台に立つチャンスを与えたい」と語るコマツの松岡義之監督【拡大】

  • コマツ人事部の女子柔道部担当課長を務める中村(旧姓・長井)淳子さん

 コマツの女子柔道部には現在、12人の選手が所属している。このうち台湾から受け入れている1人を除く11人は全員が日本の強化選手に指定され、世界の頂点を目指している。

 創部から23年の間に部員たちは輝かしい戦績を上げてきた。2004年のアテネ五輪と08年の北京五輪で金メダルを獲得した63キロ級の谷本歩実選手に続き、杉本美香選手が10年の世界選手権で78キロ超級と無差別の2階級を制覇し、12年のロンドン五輪で銀メダル。浅見八瑠奈選手が10、11年の世界選手権を2連覇し、宇高菜絵選手が14年の世界選手権で金メダルを手にした。

 個人の活躍ばかりではない。チームワークと一体感の強さは、団体戦の全日本実業柔道団体対抗大会で10回の優勝を重ねてきた実績にも現れている。まさに「同じ目標に向かって一つになる」ことを重視する松岡義之監督の指導のたまものだ。

 ◆部員である前に一社員

 アマチュアスポーツの女子柔道を、コマツは企業スポーツとして責任を持って支え続ける姿勢を貫いている。その精神を明文化した「コマツウエイ(柔道編)」の中には「女子柔道部員である前に、コマツの一社員だということを忘れない」とある。さらに、女子柔道部員は正社員として雇用する▽宣伝には使わない▽全寮制とし、コマツを拠点に活動する-と定めている。

 選手たちは職場の各部署に所属し、午前中の勤務を週3日こなす。午後は原則、女子柔道部専用の永代道場で練習するほか、講道館での合同練習などに励み、週2日はトレーニングに充てる。松岡監督の指導方針は「相手を恐れさせるような一本勝ちを取る自分の技、型をつくり、そのダントツ技で攻め抜くこと」だ。そうでなければ「世界では勝てない」。

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