【企業スポーツと経営】コマツ 女子柔道部(下) (1/3ページ)

2014.11.6 05:00

「最も大切なのは社員やOB、代理店の人たちが一体感を持つこと」と語るコマツの大橋徹二社長兼CEO

「最も大切なのは社員やOB、代理店の人たちが一体感を持つこと」と語るコマツの大橋徹二社長兼CEO【拡大】

 ■世界で社会貢献 全身全霊で挑む

 ◆競技普及へ海外選手招く

 コマツ女子柔道部の心構えを明文化した「コマツウエイ(柔道編)」には「世界に通用するダントツ技を作る。『指導』の負けは『一本』で負けるより屈辱。最後まで一本を目指し攻め抜く」とある。

 大橋徹二社長兼最高経営責任者(CEO)は「ここに柔道というスポーツの精神の良さがある。全身全霊で果敢に挑むことで、勝っても負けても多くの人を感動させることができる。企業としても全社を挙げてこうありたい。23年前に創部を決めた(元社長、会長で現相談役の)坂根正弘さんはいい選択をしてくれた」と語る。

 女子柔道部は企業の社会貢献活動としても位置づけられ、海外各国の柔道を支援する活動もその一つだ。

 2004年にコマツは、トルクメニスタン政府との間で柔道普及に関する共同プロジェクトに取り組むことに合意。柔道着を05年から08年まで寄贈したほか、05年に来日した同国の女子選手が約1カ月間、コマツの選手たちとの合同練習で技を磨いた。

 また、07年には中国で「済寧市小松柔道館」の道場開きが行われ、済寧市の柔道チームも来日して、合同練習や合宿を体験した。中国では10年の上海万博でも日本柔道教室が開かれている。

 さらに、建設機械の生産拠点・コマツロシア製造があるロシアのヤロスラブリで11年、コマツが開いた柔道教室には10歳から18歳までの少年少女110人が参加した。もちろん柔道教室は国内でも永代道場をはじめ、工場がある全国各地で開いている。

 国際交流では、海外からの柔道選手も積極的に受け入れており、現在は台湾の連珍羚選手が来日し、コマツ女子柔道部で練習に励んでいる。これまでにドイツと韓国、カナダから選手が派遣され、世界の強豪に育った。

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