セブンイレブンがレジ横でドーナツを本格販売 来年央には全国展開、ミスドなどと競合も

2014.11.27 17:51

セブン-イレブン・ジャパンが全国で発売する「セブンカフェドーナツ」=27日、東京都千代田区

セブン-イレブン・ジャパンが全国で発売する「セブンカフェドーナツ」=27日、東京都千代田区【拡大】

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 コンビニエンスストア大手のセブン-イレブン・ジャパンは27日、レジ横に設置した専用ケースに入れてドーナツを発売する発表した。今月末に関西の店舗で販売を開始し、来年8月までに全国約1万7千店に拡げる。人気のいれたてコーヒー「セブンカフェ」と合うと判断し、2016年度には6億個、600億円の販売を目指す。ミスタードーナツなど既存のドーナツ販売店と競合する公算が高い。

 商品名は「セブンカフェ ドーナツ」。当初は、粗い生地に溶かしチョコをかけた「チョコオールドファッション」(税込み100円)や関西限定の「白バラ牛乳のホイップドーナツ」など、100~110円の6種類を用意した。

 全国に24カ所あるセブン専用のパン工場で1日2回製造し、3時間以内に近くの店へ配送して、「フレッシュで高品質な商品を届ける」としている。

 ドーナツは、中の温度を27度以下に保てる専用ケース内に並べ、客の目につきやすいカウンター上のレジ脇に置く。先行販売ではセブンカフェと一緒に購入する人が多く、専用ケースはセブンカフェの機械と並べて置く。同社は「互いに販売を伸ばし合う相乗効果が期待できる」としている。

 セブンによると、外食のドーナツ市場の規模は約1300億円。このうちダスキンが運営するミスタードーナツの13年度の売上高は1030億円で、圧倒的なシェアを占める。ただミスタードーナツの国内店舗数は今年3月末現在で1350店にすぎず、セブン店舗数の1万7千店とは大きな開きがある。

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