従業員の犠牲に支えられていた? すき家、王将…デフレの勝ち組はいま (1/6ページ)

2014.11.30 17:10

  • 中華料理チェーン「餃子の王将」

 景気回復に伴う人手不足が、デフレの勝ち組といわれた企業を直撃している。牛丼チェーン「すき家」を運営するゼンショーホールディングス(HD)は、深夜帯に1人で店を切り盛りする勤務体制「ワンオペ」の見直しで平成27年3月期に初の営業赤字に転落する見通しだ。「餃子の王将」の王将フードサービスは、未払い賃金を支給するなどしたら26年9月中間連結決算が大幅減益になってしまった。勝ち組を悩ます収益力の低下は、裏を返せばデフレ下の成長が従業員の犠牲に支えられていたということなのだろうか。(中村智隆)

 ゼンショーHD、創業以来初の営業赤字

 ゼンショーHDは11月10日、27年3月期の連結業績予想を下方修正した。営業損益は、従来予想の80億円の黒字から一転して17億円の赤字に見直し、最終赤字は従来の13億円から75億円に大幅に引き下げた。

 通期の営業赤字は昭和57年の創業以来初めて。配当も初めて見送る。経営の屋台骨を揺るがしかねない事態を招いたのは、深刻な人手不足だ。

すべての仕事をこなす「ワンオペ」を敷くなど人件費を徹底的に削減

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