クルーズ市場が脚光 JTBは銀座に専門店オープン 政府も訪日客獲得で寄港促進 (1/2ページ)

2014.12.5 17:18

11月19日、姫路に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」の歓迎セレモニー=姫路市飾磨区細江(上阪正人撮影)

11月19日、姫路に寄港したクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」の歓迎セレモニー=姫路市飾磨区細江(上阪正人撮影)【拡大】

 客船で旅を楽しむ「クルーズ」市場に注目が集まっている。JTBは5日、クルーズ船の旅行商品を専門的に取り扱う店舗を東京・銀座にオープンした。昨年に年間1千万人を突破した訪日外国人客数の倍増を目指す政府も、クルーズ船の寄港を加速させる方針。

 日本のクルーズ人口は北米や欧州に比べ大幅に少ないことから、市場拡大の余地が大きいとの期待もある。

 「日本のクルーズ市場は今後、大いに伸ばしていける可能性がある」。5日に会見したJTBの笹本潤一執行役員はこう強調した。5日に東京・銀座で開店した「JTBクルーズ銀座本店」は、配属された社員の多くが「クルーズコンサルタント」の資格を持つなど、手厚い態勢が強みだ。

 クルーズ市場の中心的な顧客である中高年層に加え、近年伸びている新婚旅行、さらに家族旅行などで需要掘り起こしを強化する。日本のクルーズ人口(2013年で23万8千人)で見るとJTBのシェアは14.9%だが、20年には20%まで引き上げるのが目標だ。

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