「1分以内」ならやり直せる トンボ鉛筆「ピットリトライC」ヒットの理由 (1/7ページ)

2014.12.6 17:15

【ヒット商品開発秘話】

 ノートにプリントを貼ったけど、曲がってしまった。封筒をのり付けしたけど、入れ忘れたものがある。こんなとき、「貼り直せたら……」と思うが、テープのりだと、今までは貼り直しを諦めるしかなかった。しかし現在、貼り直せるテープのりがヒットしている。トンポ鉛筆の『ピットリトライC』のことだ。

 2013年11月に発売された『ピットリトライC』は、貼り合わせてから約1分以内は貼り直せるのが最大の特徴。再度貼り合わせた後は、時間の経過とともに接着される。オフィスや家庭はもちろんのこと、配布されたプリントをノートに貼る学習法を採用する学校が増えたことから、学生に一番支持されているという。

 店頭で販売されているテープのりは、年間平均で40~50万個売れていると言われている中、発売から1年で、詰め替えテープも含めて約90万個売れている。

 ■学生が一番反応した貼り直せる機能

 『ピットリトライC』が企画されたのは2010年のこと。企画の背景には、テープのりのトレンドであるコンパクトタイプで他社から遅れていたことがあった。そのため、店頭から同社のテープのりが消えかかったこともあったほどで、実は深刻な危機に直面していた。

「最初の調査では、『貼り直しできた方がいい』という声は出てきませんでした」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。